1月 132013
 

RBB TODAY

1月10日、米映画芸術科学アカデミーは、ビバリーヒルズのサミュエル・ゴールドウィン・シアターにて第85回米国アカデミー賞のノミネート作品を発表した。12部門でノミネートされた『リンカーン』や11部門ノミネートの『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などの話題作が並んだ。

長編アニメーション部門でも、2012年に米国で注目を浴びた作品が選ばれた。今回は21本が選考対象作品とされておりノミネートは5枠、このなかに『メリダとおそろしの森』、『フランケンウィニー』、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』、『The Pirates! Band of Misfits』、『シュガー・ラッシュ』が挙げられた。
日本から選考対象に挙がっていた宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』は、残念ながらノミネート作品に残らなかった。

本年のノミネート作品の特徴は、ふたつある。ひとつは5本のうち3本がウォルト・ディズニー配給となっている。
ディズニー配給の3本は、『シュガー・ラッシュ』がディズニー・スタジオ、『メリダとおそろしの森』がピクサー・スタジオ、『フランケンウィニー』は独立系のティム・バートン・プロダクションズとそれぞれ制作は異なる。しかし、多彩な作品をハイクオリティで送り出し続けるビジネス的な強さを感じさせる。

そして、もうひとつはやはり5本のうち3本がストップモーション(コマ撮り)アニメーションとなっていることだ。CGアニメーションが主流とされる映画業界ではあるが、ストップモーションは継続的に作品が作られてきているジャンルだ。そうした近年の成果が、2012年に一挙に花開いたかたちだ。
とりわけ『フランケンウィニー』は、ストップモーションに加えてモノクロの雰囲気のある画面が魅力になっている。さらにティム・バートンらしい、過去の作品へのオマージュも満載だ。
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』は『コララインとボタンの魔女』で一躍注目を浴びたライカの最新作、『The Pirates! Band of Misfits』は「ウォレスとグルミット」シリーズのアードマンの最新作である。いずれもストップモーション作品で高いブランドを築いている。

2月24日には、ハリウッドハイランドにあるドルビーシアターにて第85回米国アカデミー賞授賞式が開催される。最優秀長編アニメーション賞の受賞作品は、他の賞と伴にこの場で発表されることになる。

 Posted by at 1:08 AM

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