10月 152013
 

東洋経済オンライン によると。

10月12~14日、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)でファンイベント「D23」を開催した。米国以外でファンイベントが開催されるのは今回が初めてとなる。
イベントでは傘下のアニメ映画制作会社ピクサー・アニメーション・スタジオが制作した「トイ・ストーリー」の短編アニメや、ミッキーマウスが東京を舞台に活躍する短編アニメ(今後、ケーブルTV「ディズニーチャンネル」で放映予定)を世界ではじめて公開。ディズニーやTDRの歴史を振り返る展示会や記念グッズの販売には、多くのファンが列を作った。
冒頭のプレゼンテーションには、米国ウォルト・ディズニー・カンパニーのロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)が登場した。アイガーCEOの来日は実に10年ぶり。同氏は「ディズニーにとって、日本は海外で最大かつ重要な市場」と、日本におけるファンイベント開催の意義を強調した。プレゼンテーションには、ミッキーマウスだけでなく、アイアンマンやスターウォーズの「R2D2」も次々と登場。拡大を続けるディズニーの世界観を示した。今回、アイガーCEOは日本の一部報道機関とのインタビューに応じた。

■ 日本は「おとなディズニー」

 –日本市場をどう位置づけているか。

 日本はディズニーにとって、米国に続く2番目の市場。戦略には2つの柱がある。最高品質を提供することと、最新のテクノロジーを活用することだ。特に日本ではモバイル(携帯電話)ビジネスが成功しており、世界のモデルになっている。今後もモバイルを活用したビジネスを広げていきたい。

 もう一つ日本では、子どもではなく、若い女性からの支持が高いという特徴がある。それを「おとなディズニー」と称している。世界的に見てとてもユニークで、今後日本で開発したコンテンツを、世界に広げるチャンスもある。

 –アジアでは今後どの国や地域が伸びると考えるか。

 今は日本と韓国が中心だが、日本には少子化や人口減少の問題がある。今後の成長はある程度限定的にならざるをえないだろう。

 引き続き、日本は重要だが、次に来るのは中国だ。これからは中国が最大の市場になるだろう。中国だけでなく、新興国はチャンスが多い。人口が増えているうえ、テクノロジーも日進月歩で進化しているからだ。

 昨年インドではメディア・娯楽大手のUTVを子会社化した。国ごとの規制やインフラ整備の違いなど課題もあるが、ディズニーブランドは着実に浸透している。コンテンツをリアルタイムに提供することは、海賊版を効果的に退治することにもつながる。

 –2015年には上海にディズニーランドが開業する。東京への影響は? 

東京は非常にユニークだ。来園者の約97%が国内のゲスト(来園者)、そしていつも稼働率が高く、東京として完結している。運営会社のオリエンタルランド <4661> の幹部にも申し上げたが、上海開業の影響は全くないだろう。 上海のディズニーランドの詳細はまだいえないが、ディズニーランドのシンボルである城(東京ディズニーランドでのシンデレラ城)や定番のアトラクションは変わらない。ただ一ついえるのは、(エントランスからシンデレラ城に続く)メインストリートがないこと。東京も含め、ディズニーランドには、創業者であるウォルト・ディズニーが小さいころ住んでいた街並みが、メインストリートとして再現されている。しかし中国の人々にはそれは求められていないようだ。

■ 買収メリットは計り知れない

 –「マーベル」や「ルーカスフィルム」を買収した効果は? 

 買収のメリットは計り知れない。ともに高品質なキャラクター、無限のストーリーを持つ。それらがディズニーと一緒になることで、さまざまな分野で存在感を示せるようになる。テレビ、グッズ商品、パーク、そしてゲームなどのインタラクティブメディアなどだ。

 先週、香港のディズニーランドにアイアンマンのアトラクションをオープンさせることを発表した。米国をはじめ世界でヒットしたマーベルのゲームを作ったのは、日本のチームだ。

 多くのキャラクターを持てば、海外市場を相手に開発がしやすくなる。これは日本にとってもチャンス。(11日に)安倍(晋三)首相と会った際には、マーベルのゲームやTVの例を出して、”クールジャパン”を海外に出すチャンスは多いと申し上げた。

 ルーカスフィルムは世界最高のキャラクターを持つ。2015年には映画「エピソード7」を公開し、新しい製品も出てくる。スターウォーズをリアルタイムで体験した世代だけでなく、新しい世代にも、スターウォーズのプレゼンスが世界に広がる。

 Posted by at 1:33 PM

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