8月 252014
 

オリコン によると。

 『アナと雪の女王』の大ヒットで勢いづくウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。その最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の舞台、サンフランシスコと東京を融合して作られた架空都市“サンフランソウキョウ”のビジュアルが、世界に先駆け、日本で初公開された。

 サンフランシスコの地形をベースに、建物の外観や看板、アメリカの街には存在しない電信柱の電線、路地の雰囲気など、日本の要素を盛り込んで街を描くと、東京のどこかで見たことがあるような風景が再現される。切り出された1カットからも、いかに日本を研究して作られているか、その徹底ぶりがうかがえる。

 なぜ彼らはここまで日本の要素を取り入れようとするのか? 『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』を手がけ、本作ではプロデューサーを務めるロイ・コンリ氏は「僕らはみんな日本に恋しているんだ」と明かす。さらに、ドン・ホール監督は「いい加減な“日本”テイストをサンフランソウキョウへ持ち込みたくない」と強いこだわりを示し、同スタジオで長年働く日本人トップクリエイターのマット鈴木氏をはじめ、30人以上のチームで“サンフランソウキョウ”を創っている。

 鈴木氏は「このスタジオ(ディズニー)には日本のアニメーションやカルチャーに影響を受けているクリエイターがとても多いです。もしかしたら僕より詳しいかも」と苦笑いするほど。本作でも、多くのスタッフが訪日して、日本を徹底的にリサーチ。現在も絶賛制作中で、看板の文字は正しいか、物の配置にも目を配り、日本の街並みを元にした色使いなど、細かな修正を繰り返している。鈴木氏も「ここまでディティールにもこだわっている作品は今までにないんじゃないかな?」と太鼓判を押す。

 共同監督を務めるクリス・ウィリアムズ監督は「僕らは若い頃に日本文化の影響を受けた最初の世代だと思うんだ。誰かが『AKIRA』のビデオカセットを持っていて夢中になったよ(笑)」と話しており、両監督とも「僕らに影響を与え続ける日本文化にはこの作品でお返しできればとうれしい」と口をそろえる。

 同映画は、早くに両親を亡くし、唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で亡くしてしまった ひとりぼっちの少年ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボットの“ベイマックス”が繰り広げる感動アドベンチャー。

 今月6日発売の『週刊少年マガジン36・37合併号』(講談社)に漫画版<エピソード0>が掲載され、日本の漫画で先に映画のストーリーを解禁するディズニー史上初の取り組みも話題になった。この<エピソード0>は各種電子書籍(Amazon、Booklive!、Reader Store、Yahoo!ブックストア、iBooks、マガメガ)で配信中。

 Posted by at 11:00 PM

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