3月 022015
 

シネマトゥデイ によると。

 若年性アルツハイマー病を発症した50歳の言語学者アリスとその家族を描いた感動作『アリスのままで』の特報が公開され、第87回アカデミー賞主演女優賞に輝いたジュリアン・ムーアの迫真の演技が明らかになった。

 高名な言語学者として敬われ、コロンビア大学の教授として学生からも絶大な人気を集めるアリスは、変わらぬ愛情にあふれた夫のジョン、幸せな結婚をした長女のアナと医学院生の長男のトムに囲まれ、唯一の心配はロサンゼルスで女優を目指す次女のリディアだけ……という人生の充実期を迎えていたが、物忘れが頻繁に起こるようになって若年性アルツハイマー病だと宣告される。特報では、家族に病気を告げたアリスが「人生をささげてきたことが何もかも消える」と苦しみのあまり涙する姿も映し出される。

 変わりゆく妻を見守る悲しみに心を引き裂かれる夫の弱さを見事に体現したのは、『ブルージャスミン』のアレック・ボールドウィン。長女アナには『スーパーマン リターンズ』のケイト・ボスワース、長男トムには『恋するベーカリー』のハンター・パリッシュ、次女リディアには『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートがふんし、ジュリアンの名演に応えるかのように、それぞれが胸に迫る演技を見せている。

 リサ・ジェノヴァのベストセラー小説を映画化したのは、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)を患い闘病中のリチャード・グラツァー監督と、ワッシュ・ウェストモアランド監督。誰のせいでもない苦しみとその中にもなお喜びを見いだそうとするアリスの心境を、細やかに演出している。(編集部・市川遥)

映画『アリスのままで』は6月27日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開

 Posted by at 1:33 PM

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