11月 112015
 

日刊ゲンダイ によると。

 映画界の書き入れ時となる年末年始は話題作がわんさか。とりわけ今年は何といってもSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」だが、その力の入れようが半端ではない。

 来月18日に全世界同時公開となるシリーズ7作目「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(J・J・エイブラムス監督)。今作から配給元となったディズニーが異例ともいうべき上映館の公募を行ったところ、全国365館の劇場が手を挙げたのだ。

 興行成績を左右するスクリーン数も相当だ。同作品は大スクリーン、大音響のIMAX3Dや4DX、MX4Dといった映像に連動して座席が動いたり、風や香りなどの特殊効果が体感できる上映システムでも楽しめ、「劇場によっては設備の異なる複数のスクリーンでの上映が行われ、800~900スクリーンでかけられる可能性もある。全国のスクリーン数は3400弱、かなりの占有率といえるでしょう」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)。

 試写もイレギュラー。多くの作品がマスコミ向けの試写会を行うが、公開まで1カ月あまりとなった現在もお披露目の場は設けられていない。もっとも「外資系の配給会社の場合、“世界最速の完成披露試写会”である全米プレミアより前の上映は控えるというケースは珍しくない。予期せぬ情報漏れを敬遠してのことですが、特に著作権に厳しいといわれるディズニーの配給作品。公開直前まで徹底した情報管理がなされても不思議ではありません」(映画批評家の前田有一氏)。

 3年前の12年11月、米娯楽大手のウォルト・ディズニーはルーカス監督が設立した映画会社「ルーカス・フィルム」を40億5000万ドル(約3200億円)で買収。スター・ウォーズに関する権利も取得した。大枚をはたいたが、それに見合うだけの魅力があるコンテンツなのだろう。

■邦画はどう迎え撃つ?

 翻って、邦画勢の有力コンテンツは。

「アニメ『妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(東宝)。14年年末公開の前作で興行収入78億円を記録しており、今回もそれに匹敵する興行成績が十分に狙える。客層は異なるものの、日米“妖怪ムービー”対決も注目です」(前出の大高氏)

 邦画メジャー3社が威信をかける実写作品は、唐沢寿明主演「杉原千畝」(東宝)、内野聖陽主演「海難1890」(東映)、吉永小百合主演「母と暮せば」(松竹)。吹き荒れる「スター・ウォーズ」旋風の中、どれくらい意地を見せるか。

 作品の内容もさることながら、例年以上に見どころの多い年末年始になりそうだ

 Posted by at 9:29 PM

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