10月 222016
 

AFP=時事 によると。

16-17フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズは21日、米シカゴ(Chicago)で開催されるスケート・アメリカ(Progressive Skate America 2016)で開幕を迎える。

 男子シングルではソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(Yuzuru Hanyu)、女子シングルでは世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2016)覇者のエフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva)を筆頭に、五輪プレシーズンのリンク上でスター選手が争うことになる。2018年の平昌冬季五輪開幕まで1年半を切り、スケーターたちは、6戦が行われるGPシリーズと3月にフィンランド・ヘルシンキ(Helsinki)で開催される世界フィギュアで五輪出場へ向けた準備を進めることになる。GPシリーズでは、各選手がそれぞれ2大会に出場してポイントを競い、上位6選手が12月8日から11日にかけてフランス・マルセイユ(Marseille)を舞台に行われる、GPファイナルへの出場が認められる。

 開幕戦のスケート・アメリカには、男子では中国の金博洋(Boyang Jin、ジン・ボーヤン)や18歳の宇野昌磨(Shoma Uno)ら若手が出場。一方女子では26歳の浅田真央(Mao Asada)や25歳のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner、米国)らベテラン選手が顔をそろえる。

 18歳の宇野は昨年のGPファイナルで3位に入り、今月行われたシーズン前のジャパンオープン(Japan Open 2016)で2度の世界王者に輝いたハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)より高い得点をたたき出している。19歳の金も、昨季の世界フィギュアで銅メダルを獲得している。

 一方、今月初めに出場した大会で史上初の4回転ループを決めた羽生は、28日から30日にわたって行われるスケート・カナダ(Skate Canada International 2016)と11月に日本で開催されるNHK杯(NHK Trophy 2016)にエントリーしている。また、羽生のトレーニングパートナーでもある25歳のフェルナンデスは、来月4日から6日に行われるロシア杯(Rostelecom Cup 2016)でシーズンを開幕し、その1週間後のフランス杯(Trophee de France 2016)に出場を予定している。

 一方、過去に3度の世界チャンピオンに輝いたソチ冬季五輪銀メダリストのパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)は、スケート・カナダで演技を披露することになっている。

■若手とベテランがしのぎを削る女子

 女子では、メドベデワが新たなスターとしての地位確立を目指す。

 2015年の世界フィギュア女王の同胞エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamisheva)は昨季、女王の座を守ることができなかったが、今季はGPシリーズに参戦。そのトゥクタミシェワが不在の間、16歳のメドベデワは米ボストン(Boston)で行われた世界フィギュアでフリースケーティング(FS)の歴代最高得点を更新し、シニアデビューのシーズンで頂点に立った。

 埼玉で行われたジャパンオープンで宮原知子(Satoko Miyahara)やワグナーを抑えたメドベデワは、「まだ新シーズンのはじまりにすぎない」としたうえで、「フリープログラムの感覚をつかむ必要があるけど、シーズンが終わるころには、今とは全く比べ物にならないくらい良いものになると信じている」と語った。

 2010年のバンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得し、平昌冬季五輪では悲願の金メダルを目指す浅田は、メドベデワとアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya、ロシア)に挟まれて、昨季自身初となる世界フィギュアの表彰台に上がったワグナーとともにスケート・アメリカに臨む。ワグナーは、シアーズ・センター・アリーナ(Sears Centre Arena)で世界選手権でのメダルがまぐれではなかったことを証明したいところだ。

 一方、ユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia、ロシア)は、故障のためスケート・アメリカを欠場する。

 ペアでは、2度にわたって世界選手権を制したカナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が地元開催のスケート・カナダで新シーズンの幕を開く。またアイスダンスでは、世界フィギュアで2度の栄冠に輝いたカナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組が、ソチ五輪での銀メダル獲得以来となる復帰を果たす。同ペアは、今月カナダ・モントリオール(Montreal)で行われたオータム・クラシック(2016 Autumn Classic International)で見事優勝している。

 2010年の五輪覇者であるモイアは、「私が驚かされるのは、私たちがいまだにスケートを楽しめているということ。そして、2018年の平昌冬季五輪までずっとこうした形を続けられるように願っている」と話す。ヴァ―チュー/モイア組は、スケート・カナダに出た後、NHK杯で2度の世界選手権王者に輝いたフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組と顔を合わせる

 Posted by at 9:19 PM

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