1月 282017
 

週刊SPA! によると。

 昨年から「ジョガーパンツ」が大流行しています。裾まわりがキュッとすぼまった形状で裾がバタバタせず動きやすい「スポーツウェア」からくるトレンドアイテムです。老若男女に幅広く受け入れられていて、もはや「定番」といっていいでしょう。

 たとえば、ユニクロのパンツコーナーに行けばジョガーだらけ。裾が細くゴムが入った形状で、デニム素材、チノ素材、スラックス素材と実にさまざまです。

 そもそもなぜジョガーパンツがここまで流行したのか? それは「裾がキュッと細く足首が露出する丈」だからです。パンツのシルエットは「裾」が最重要。視線が止まりやすい「先端」である「裾」が「細いか太いか」で「全体」の印象が決定されます。ジョガーパンツが流行った背景には「ウエストやモモなどはゆったり楽チンなのに、『全体』のシルエットがなぜか細くキレイに見える」ということにあります。裾が細くなっていること、短丈で足のもっとも細い箇所である「足首」が露出している状態になることによって、勝手に細みシルエットに見えるのです。

 さて、そんなジョガーパンツ、今ユニクロに行ってみるとあまりにも数が多くてどれを手にとっていいのやら迷ってしまうでしょう。同じジョガーとはいえ、そこは千差万別です。イマイチなものもあれば良品もあります。今回はユニクロのイチオシ「ジョガーパンツ」のなかでも、買ってはいけないものとぜひ買うべきアイテムをそれぞれ紹介しましょう。

▼デニム素材の「ジョガーパンツ」は買ってはいけない!

●UNIQLO ジョガーパンツ(デニム・レングス69~73cm)1990円(+税)

 われわれ日本人には、「デニムは使いやすい」「デニムは何にでも合う」という根拠のないデニム信仰があります。アメカジの影響を過大に受けている日本において、代表アイテムである「デニム」をとにかく愛用、重用してしまうのです。もちろん「デニム」自体は悪いものではありません。しかし、ことジョガーパンツでデニム素材を選ぶのは考えものです。先ほど説明したとおり、ジョガーパンツはスポーツウェア由来のトレンドでそもそも「カジュアル」なもの。カジュアルなデザインパンツにさらにカジュアルなデニム素材を組み合わせてしまうと、「子供っぽい印象」に直結します。

 ユニクロの通販サイトでは身長体重が完璧に整っているモデルの着用画像が掲載されているので違和感はありませんが、実際私などが着用すれば実に子供っぽくて安っぽく、まず見られたものではないでしょう。もちろん着こなしで払拭することはできますが、「デニム素材のジョガー」という存在そのものがカジュアルすぎてバランスをとりにくいのです。少なくとも「何でも合わせられる」といった類のアイテムではありません。なにもわざわざ最初の「ジョガーパンツ」として選ぶべきものではないでしょう。

▼カジュアル素材の「ジョガーパンツ」を買ってはいけない!

●UNIQLO ジョガーパンツ(コットン・レングス68~72cm)1990円(+税)

 「色落ちデニム」よりはカジュアルな印象が薄いヴィンテージライクなコットン素材。ミリタリーにおける「パラシュートパンツ」のような印象となっていて、それなりに使いやすそうではあるものの……やはりジョガーパンツのカジュアル感と素材のラフさがマッチしすぎて「子供っぽい印象」になります。

 ファッションコーディネートにおいて「Too Much」という言葉をよく使います。「やりすぎ」「過度」という意味ですが、ファッションコーディネートにおいて「トゥーマッチ」は危険です。デザインがカジュアルなら素材は大人っぽいものを、素材がカジュアルならシルエットは大人っぽいものを、といったようにどこかで「バランス」をとってみせることがファッションにおいては重要なのです。それを私は「ドレスとカジュアルのバランスは7:3」と表現していますが、「トゥーマッチ」にならないよう、「ジョガーパンツ」では「カジュアル素材」は避けたほうが無難なのです。

▼買うべき「ジョガーパンツ」はヘリンボーン

●UNIQLO ジョガーパンツ(ヘリンボーン・レングス69~73cm) 990円(+税)

 一方こちらは、「Too Much」を避けた素材とデザインの組み合わせです。スーツなどでも活用されるクラシックなヘリンボーン素材を使ったジョガーパンツがこちら。ヘリンボーンは表面に表情のある素材なのでモノトーンや無地モノで組み合わせても「地味」になりにくい。かつ「トゥーマッチ」にならないようドレカジのバランスも単体でとれており使いやすく、また地味な印象にもなりにくい。

「ユニクロのヘリンボーン素材なんてたかがしれている」と思うかもしれませんが、肉感のある風合いでかなり高級感があります。これから春先にシンプルなニットなどと合わせても十分おしゃれにまとまるでしょう。

▼買うべき「ジョガーパンツ」は遠目スラックス

●UNIQLO ジョガーパンツ(ウルトラストレッチ・レングス76cm) 1990円(+税)

「え? これスポーツ素材だからトゥーマッチなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実物を見るとよくわかります。確かに機能的なストレッチ素材ではあるのですが、実際の素材感はツヤ感もあり真っ黒の風合い、着用時遠目にはスラックスのように感じるのがこのパンツの特徴です。

 裾はゴムが入っていてカジュアルな印象だけど、素材は「遠目」にはスラックス。そしてストレッチ素材だけに履き心地がいいという。しかもこの素材、これから暖かい時期春先にもまったく問題なく使える厚さ。白Tシャツなどで合わせるだけでも「カジュアルなTシャツ」に「スラックス」といった合わせでおしゃれにまとめられます。買うならこんなふうに「機能面」「バランスのよさ」どちらもおさえたものがオススメです。

 市場に数あるジョガーパンツ、今回の内容を参考にぜひ良品を手にとってみてください

 Posted by at 11:24 PM

 Leave a Reply

(required)

(required)

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>