4月 172017
 

SankeiBiz によると。

 手芸用品小売りチェーン「ユザワヤ」を運営するユザワヤ商事(東京都大田区)は28日、東京・銀座に旗艦店となる大型店舗をオープンする。日本を代表する商業地への出店で、ブランドイメージを向上させるのが狙い。SNS(会員制交流サイト)による情報発信や手芸講習会により、若い世代の顧客を掘り起こす。根強い手芸の需要を取り込むため、旗艦店の出店を機に店舗をさらに増やす考えだ。

 銀座店は、銀座四丁目交差点に近い銀座コアの6階に、広さ約966平方メートルの大型店となる予定だ。欧州で独自に仕入れた生地やボタンなど、高級服飾材料を品ぞろえの中心とする。

 銀座のメインストリートである中央通りを見下ろすスペースで無料の手芸講習会を開き、周辺で働くOLや買い物客ら20代の若い女性客を取り込む。

 同社の店舗数は2011年には33店だったが、16年には60店と約8割増加させた。御徒町、池袋、錦糸町、下北沢といった東京都心部をはじめ、札幌、仙台、京都、神戸、広島、熊本といった政令市や大都市のベッドタウンなどに出店してきた。畑中伸元常務は、銀座店開店を機に「よい物件があれば積極的に進出したい」と都心部や地方都市への出店意欲を見せている。

 日本ホビー協会によると、15年の手芸、陶芸、工作などの手づくり製品の市場規模は9109億円で、ここ数年少しずつだが着実に増えている。特に手づくり製品を売買するサイトの規模は、16年は前年比2倍以上の192億円に伸びると推計している。

 同社の既存店売上高は約200億円で年々増加し、来店客数も年間3000万人と堅調に推移している。業界全体をみると各地の手芸用品店は経営者の高齢化と後継者不足のため次々と閉店している。しかし、手芸用品の需要は根強く、畑中常務は「『近所の店が閉店したので出店してほしい』という要望が少なくない」と話す。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングのような「ファストファッション化」が進む一方で、「初心者でも取り組みやすい素材や道具が登場したことで、自分だけの物をつくる手芸の裾野が広がっている」(畑中常務)という。中心顧客である40~50代のほか、20代の若い女性客を新たに開拓するとともに、地方都市の手芸愛好者のニーズを取り込むことで着実な成長シナリオを描いている

 Posted by at 4:35 PM

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