7月 282018
 

All About によると。

日本の伝統的な食材・ひじき。鉄分、カルシウム、食物繊維などが豊富で健康によいイメージがあると思いますが、海外では毒性のある無機ヒ素が含まれ、損失余命の高い食品なので食べない方がよいとの報告がありました。

◆ひじきは「無機ヒ素」を多く含むから危険で有害?
ひじきは日本人が古来から食べてきた食品のひとつです。ところが、2004年7月英国食品規格庁より、ひじきは健康を害するため食べない方がよいとの勧告が出されました。理由は「無機ヒ素」を多く含むため。

ご存知の方が多いと思いますが、「ヒ素」は農薬や殺鼠剤に使われる毒物です。ヒ素には「有機ヒ素」と「無機ヒ素」があり、毒性は「無機ヒ素」のほうが強いといわれています。WHO(世界保健機関)のファクトシートによると「飲料水や食事からのヒ素の長期にわたる摂取は、がんや皮膚病変の原因となりうる。また、心血管疾患、神経疾患、糖尿病の発症にも関連している。」とあります。

ヒ素中毒は一度に大量に摂取したことによって起こる急性中毒だけでなく、慢性的に蓄積されることで慢性中毒が起こることもあります。
◆「ひじきの損失余命」とは
これを受けて「ひじきの損失余命」はどのくらいなのか、気になる人もいるようです。

「損失余命」とは身体に悪影響を及ぼす食事や行動によって、どのくらい寿命が縮まるかを示す考え方です。

ネットで「ひじき 寿命」などのキーワードで検索すると、学術的なものではない個人ブログやニュース記事などが多数表示されます。具体的な数字には多少の違いもありますが、「タバコを1本吸うと12分縮まる、コーヒーを1杯飲むと20秒、ソーセージを1本食べると25秒縮まる」といった情報が「損失余命」として広まっているようです。

この考え方によると、ひじきの損失余命は小鉢1杯で58分と考えられているようです。これらは『それで寿命は何秒縮む?』という書籍で紹介されたことから広まったもののようですが、こちらの書籍内では、あまりに極端な量でなければ「ひじきを食べても問題ない」ということがしっかりと記載されています。

おそらく上記の「損失余命」の考え方でひじきの方がタバコより「損失」が大きいことから、「ひじきはタバコよりも有害」という説だけがセンセーショナルに広まったのではないかと考えられます。

 Posted by at 10:42 PM

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