眞子さまの結婚 「問題」は借金ではない 秋篠宮家が「納采の儀は行えない」と明言した理由

AERA dot. によると。

 秋篠宮さまの誕生日を前にした記者会見で、眞子さまの結婚問題の行方について問われたご夫妻。現状では「納采の儀」は行えないことを明らかにし、娘を思う親心を率直に吐露した。

「家族として非常に難しい状況の中にありますが、私は、長女の眞子がいとおしく、かけがえのない存在として感じます」

 11月22日。「いい夫婦の日」を選んで開かれた秋篠宮ご夫妻の誕生日会見で、紀子さま(52)は、こう話した。隣には30日で53歳になる秋篠宮さま。誕生日の前に年1度、記者たちのさまざまな質問にご夫妻で率直に答える場だ。

 例年、紀子さまは、子どもたちの日常の様子や成長ぶりを丁寧に描写してきた。だが、今年は少し違った。娘に寄せる「母」の思いを、切々と訴えた。

 記者会から事前に寄せられていた質問は一言でいえば、眞子さま(27)と小室圭さん(27)の「結婚問題の行方」だ。

 眞子さまと婚約が内定していた小室さんをめぐり、スキャンダラスな報道が週刊誌をにぎわせ始めたのは、昨年後半ごろからだった。亡くなった家族の話。さらには「カネの話」が小室さんの母の婚約者だった男性から提起された。小室さんの学費や留学の費用を「貸した」とする訴えだ。当時のメールや写真、通帳といった「証拠」が繰り返し週刊誌に登場した。

 秋篠宮ご夫妻にとっては、寝耳に水だった。眞子さまですら、何も知らされていなかったようだ。ご夫妻の小室さんへの信頼が揺らぎ始めた。

 秋篠宮さまと紀子さまは学習院大学で知り合い、約5年にわたる「恋」を実らせてゴールインした。早い段階で秋篠宮さまが紀子さまにプロポーズ。紀子さまは時間をかけて気持ちを整理し、交際を重ねて二人の愛情を深めた。メールも携帯電話も普及していない時代だから、秋篠宮さまが留学した時期には国際電話で気持ちを確かめ合った。

「私たちの間では、何ひとつ隠し事はなかった」

 ご夫妻はそのころ、そう話していた。
 そのご夫妻が眞子さまの紹介で初めて小室さんに会ったのは2013年頃。「非常にまじめな青年」という印象だった。以来、約5年間。両親と同じように長い時間をかけ、丁寧に恋を成就させようとする二人に、ご夫妻は当初「祝福」の気持ちでいっぱいだった。それだけに、

「スカイプなどで外国にいても頻繁に連絡をとりあっているのだから、そのくらいのお話は出ていると思っておりました」

 と秋篠宮さまは知人に漏らしている。紀子さまは娘を案じる思いを友人に打ち明けた。

「たぶん眞子のほうはすべてを小室さんに話していたと思います。だから、なぜ、という思いが、眞子のなかで、抑えても抑えてもわき上がったろうと思います」

 眞子さまはそのせいか、昨年から今年にかけて体調をひどく崩した。咳がとまらず、しばしば熱が出た。宮内庁病院でも何度か診察を受けた。

 仕事の時はそんなそぶりも見せなかったから、マスコミも、接した人も、ほとんど気付かなかった。小室さんにすら、体調の悪化を隠して笑顔を向け続けていたようにみえる。

 紀子さまは自分自身が体調が悪くてもほとんど表に出さず仕事を務めてきただけに、

「私がもっと、疲れた時には休む姿を娘たちに見せていれば、眞子もこんな無理を重ねなかったのでは」

 と当時、自分を責めている。

 誕生日会見では、そんな思いを振り返った。

「昨年の暮れから、だんだん寒くなっていく中で、長女の体調が優れないことが多くなりました。そうした状況が長く続き、長女は大丈夫だろうか、どのような思いで過ごしているだろうかと、私は、大変心配でした。しかしこのような中でも、長女は与えられた仕事を懸命に果たしてきました。(中略)私は、本当によく頑張っているなと長女のことを思っております」

 秋篠宮家が「問題」と感じたのは、借金の有無ではない。まして、母子家庭であることや、パラリーガルで収入が少ないことは、問題などと考えていない。子どもの結婚に際し「身上調査」をする家庭は今もあるだろうが、そもそもご夫妻はそうしたことを一切しなかった。

 長年、秋篠宮ご夫妻を知る人が強調する。

「最初は心から若い二人を信頼し、祝福していたのです。結婚に向け、小室家側の準備も大変だろうから、どうやってお手伝いするか、いろいろとご夫妻で相談しておられたようです」

 ただ、皇族の一員として「国民から広く祝福を受ける」ことは、譲れない一線だった。

 結婚後に眞子さまは皇籍を離れるが、行事で招かれることも多い。1億円を超える一時金が拠出されるのも、皇族であった者としての品位を保つためだ。

「もし、小室家側に一点の曇りもないのであれば、それを公に明らかにしてほしい」

 報道が激化するにつれ、ご夫妻は、小室さん側に繰り返しそう求めた。ご夫妻が大切だと考えたのは、何か「こと」が起きた時に、どういう誠実な対応をとるか、だった。

 だが、小室家側では、必要ないと考えたのだろう。取材に応じていないため真意はわからないが、「お金はもらったものでありトラブルも問題も存在しない」とのスタンスという。

 これについて、紀子さまの友人はこう指摘する。

「百歩譲って、もしお金はもらったものだとしても、お金を出してくれた人に感謝の気持ちすら伝わっていない状況というのは、誠実さを何より大切に考える紀子さまにはとても重かったと思います」

 会見で秋篠宮さまは、今でも結婚したいのであれば「問題をクリア」にし「多くの人が納得し喜んでくれる状況」にするため、(小室家側は)「それ相応の対応をするべきだ」と話した。「そういう状況にならなければ、私たちは、婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と踏み込んだ。

 納采の儀ができないということは、正式な婚約が整わないということだ。婚約が整わないということは、結婚できないということを意味する。

 秋篠宮さまご夫妻は、小室家側にも若い二人にも、こうしたことを繰り返し伝えたという。

 信頼に一度「疑問符」が付いてしまうと、他の行為にも疑問を感じるようになるものだ。小室さんが勤め先の上司との会食に眞子さまを呼び出し同席させたことも、留学先の米国の大学で「プリンセスの婚約者」と紹介されるままにしていたことも、ご夫妻には、眞子さまを利用しているように感じられた。

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